絵に描いたような「話題の雑本」と消え去る「良書」

Amazon.co.jp: 自分探しが止まらない: 本: 速水 健朗


これが「ライフハック(笑)」を地で行くようなイマドキの新書ってやつか。


ホントに悪いけど、ホントにどうでもいいものでしかないわこの本。


もし、日本人が今読むべきものがあるとすれば絶対にこっちだ。

発達障害の子どもたち (講談社現代新書)

発達障害の子どもたち (講談社現代新書)

タイトルに「子ども」とあるから、二十歳前後以降の「おとな」には関係ないと思ったら大間違いだ。
仮に「教育」の二文字を口にするような立場にあるとすれば、この本を読まないのはもはや現代において犯罪だ。
「犯罪に等しい」んじゃない。文字通り、犯罪だ。
あるいは、「教育」なんかもう関係ないと思ったとしても、自分以外の人間と関わって生きていく事が避けられない者であれば、これは絶対に読むべき本だ。



人間に必要なのはジャンクフードではなく、確かな栄養源となるもののはずだ。