言葉の意味はよくわからんが、とにかくすごい自信だ その1
アストラギウス銀河を真っ二つに分けた百年戦争も末期、俺は理由も知らされぬブームにさらされた。そのブームの最中、俺はあの仮説と出会った。どうやらあれは、俺の運命に深くかかわっているらしい。だが、それはどんな運命だ?
「フェミナチ」*1
聞くところによると、私は「フェミナチ」らしい。*2
どうやら、このブログで唯一、客を呼び続けている例の仮説、韓国ブーム=フェミ・オリエンタリズム説の内容が、いたくお気に召されなかったらしい。
>http://d.hatena.ne.jp/umeten/20040624
あれを書いた直後も、違う意味でお気に召されないというか、読解能力に不自由な中年女性*3に絡まれたりもしたが、今回はまた別な方向から、お気に召されなかったらしい。
つくづく、いろいろと反感を買う文章のようだ。
さて、その私に投げつけられる「フェミナチ」という言葉だが、悪人呼ばわりされているような感覚はするものの、いまいちその「中身」がわからない。
そこで、その言葉の用例、用法などから、その内容を調べてみた。
その結果、次のような結論に達した。
「言葉の意味はよくわからんが、とにかくすごい自信だ。」
事の詳細や論理的整合性はともかく、とにかく相手が悪い、とにかく相手が間違っている、相手が悪くて間違っているんだから私は正しい、私が相手を悪くて間違っていると判断するから私は正しい。
「フェミナチ」という単語の意味は、大体そういうことのようだ。
そもそも、この「フェミナチ」なる言葉は一体何の略語なのだろうか?
フェミニズム・ナチなのか、フェミニズム・ナチズムなのか、フェミニズム・ナチストなのか、フェミニスト・ナチなのか、フェミニスト・ナチズムなのか、フェミニスト・ナチストなのか・・・・・・そろそろ不毛な気がしてきたのでここらでやめてもよろしいでしょうか。
とにかく、元の単語が何だかはっきりしないまま、日本語的な四文字という音感に引きずられた勢いで造られた、いわゆるひとつの和製英語なのだろう。
・・・と思っていたら、どうやら違うらしい。
「フェミナチの野望」というコラム(?)によると、
「フェミナチ」といふ言葉がある。アメリカで一番人気のあるラジオ・トークショーのホスト、ラッシュ・リンボウが番組の中でよく使つてゐる言葉だ。
ラッシュ・リンボウの番組は毎週全米で二千万の人が聴いてゐるといはれ、ラッシュ・リンボウを大統領にといふ世論も存在するほどアメリカの世論に絶大な影響力がある。そのせいか、フェミナチといふ言葉はアメリカではかなりポピュラーな言葉になつてゐるらしく、HotBotで "feminazi"と入力して検索するとズラズラとサイトが出てくる。
http://homepage2.nifty.com/antifemi/kiji2.html
(さて、この文章、どこか読みにくいと思った人はいませんか?実は私も、少し読みにくいように感じてしまいました。もしかすると、すでに「びっくり!君のブログもまっ赤っか」という状況に知らず知らずの内になっているのかもしれません。恐るべし、レッドベアー。*4)
ま、それはさておき。
「feminazi」という言葉は、輸入されてきたものだったようです。正確には、「フェミナチ」という言葉「も」、輸入されたものだったというべきでしょうか。「フェミニズム」という言葉=概念も輸入されたものですし。
なるほど。では、つひでにさっきは分からなかった「フェミナチ」といふ言葉の意味をこのコラムでお勉強してみることにしませう。
ガクガク(((( ;゜Д゜))))ブルブル
なんということでしょう!!このままでは私は殺されてしまいます!!一刻も早くフェミナチを地上の楽園送りに・・・いやいや地上から撲滅しなければ!!!
・・・・・・って、あれ?
さっきは、私が「フェミナチ」と呼ばれていたような気がしたのですが。
もしかして、この二十数年生きてきて、私は自分が女であることに気がついていなかったということなのでしょうか!?
イヤッホーゥ!!コレデモウ喪てない男ジャナインダー!!!!戦争ハオワッタンダー!!ネオガヤッタンダー!!!
;y=ー( ゜д゜)・∵. ターン
んなわけない。
とりあえずワケワカラナクなってきたところで、次回に続く。