「生まれも育ちも葛飾」の意味

浅草の刺青ポスター

「わたくし生まれも育ちも葛飾柴又。帝釈天で産湯をつかい、姓は車、名は寅次郎。人呼んで、フーテンの寅と発します。」
という台詞でおなじみで、それでいて若者の大多数がまともに見ていないという山田洋次監督の映画「男はつらいよ」の主人公は、寅さんですが、
なぜ、彼の出身が葛飾区なのかについては、「映画的に映える、いかにも東京下町っぽいローカルな風景が残っていたからなのか――」と、なんとなく考えていましたが、

ああ、そういうことか、というニュース。
葛飾の中学、半年で生徒14人逮捕…警視庁異例と発表
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そういえば、第一作の寅さんは、一般的なイメージとしてあるシリーズ後期の「人がいいだけのおっちゃん」ではなく、陰を背負ったまさに「テキヤ≒ヤクザ」として描かれているとも聞いた記憶が。今度ちゃんと見てみよう。

「東京の下町」としてこれまた有名な浅草も、行ってみてわかったのは、ズバリ、「ヤクザの町」だということ。
ヤクザを文化として受け入れてしまっている町、というべきか。
刺青の写真を表に貼り付けた店や、DQNブランド衣料ガルフィーを売る露天、やたらと目に付くパンチパーマの(以下ry

一人でいると常に早足で歩かねばならないようなプレッシャーがあり、正直いって不安でした。

浅草は、ビートたけしの出身地としても有名ですが、かのヤクザ的な人格に、心象風景や作風は、まさしく地域の生んだものなのか、と。

まあ、京都の伏見や山科もヤクザにDQNにチンピラの腐臭漂う生息地なんですが、さすがに、葛飾や浅草のように表に表れるまでには至っていない、ような気が。

ま、この事件の犯人のような連中には、刑罰として避妊治療でも施した方がよほど社会のためになるんじゃないかと。(悪モード)

*1:こういう風にいちいちURLリンクを貼り付ける形じゃなくて、タイトルをクリックするとサイトが開くようにするにはどうしたらいいのだろうか?教えてはてなダイアリー!!>>>こうかな?>>>うまくいったかな?