【2004年7月】

「韓国」ブームの問題点
「“韓国ブーム”の正体=フェミ・オリエンタリズム? 」の追加考察。
先の総論めいた仮説提示に続いて、
1:フェミニズムへの屈折したバックラッシュ
2:「フェミニズムなき地」である(とまなざされる)「韓国」へのオリエンタリズム的視点、
3:「韓国人」(特に男性)への「高貴な野蛮人」視、
4:現在進行形の「韓国」という「イメージの固定化」、「オリエンタリズム化」、
5:韓国に対するメディアのおもねり=自粛、
6:広告代理店(電通)主導の「仕掛けられたブーム」の項目にわたって、各論的に問題を考察する。


思考実験としての「韓国ブーム」批評記事への批評
現象としての「韓国ブーム」の一端といえるシンポジウムの記事を資料に、そこに現れる各人の意識=スポーツ新聞記者のバイアスのかかった意識を、考察する。
また、記事に登場するシンポジウム参加者の韓国人留学生からのコメントもいただいた。(気づくの遅れてすみませんでした)


われわれに「未来」はなかった
参議院選挙の結果に関する大沢真幸の記事を受けた暗いポエム。ポエムなのにトラックバックをもらった自分でもちょっと不思議な記事。
しかし、このブログの書き手の社会に対する基本的な認識として読めるかとは思う。


祇園祭――「伝統」にまつわるささやかなコスト
京都の夏の風物詩であり、日本三大祭の一つでもある祇園祭に関わる「ウラの真実」とは!?


レポート:「韓国ブーム」への韓国人女性の「かなり」冷ややかな視線
韓国に留学した友人のレポートを参照した、韓国国内での日本の「韓国ブーム(韓流)」への反応。