社会学的批判と、反社会学的回答
犬飼裕一(ソキウス[寄稿])
にせ外国人の社会学
パオロ・マッツァリーノ(スタンダード 反社会学講座)
つまらない学問は罪である〜クソ真面目学者からの批判に答える〜
まず一言だけ付け加えるのであれば、
わかる者だけにわかればいい――とプリプリ怒りながら、また門を閉ざそうとするのです。これを私は、「社会学的ひきこもり」と名付けましたので、いずれ斎藤環さんに学者たちのカウンセリングをお願いしたいと思います。(パオロ・マッツァリーノ)
という、ひきこもり的な部分は、何も社会学に限ったものではなく、大学における研究≒「教育」そのものにあてはまるのではないでしょうか。
その点で言えば、「面白いものが勝ち」だとする、マッツァリーノ氏の方にあっさり軍配が上がりそうな気がしますが、さて、その土俵を固めているのは誰なのかという視点もまた見逃せないわけで……