手相の鑑定の記憶

高校の図書クラブ――まあ、図書委員なのだが現実は、コアな活動をしてる人間が固定化されある種クラブと化していた――の後輩の男に舌先三寸で人の関心を引いて世渡りしてるようなのがいた。
ミュンヒハウゼン的とでも言おうか。狼少年、の方が近いのか。


その男がなんか知らんが、手相を見れると言うので見てもらったことがあった。


で・・・・・・
「女縁がないですね〜」




そのとおりですが何か?






「でも、子孫繁栄の相もあります」


ドナイヤネン