ペット供養は「宗教」にあらず

「ペットロス」だの「ペット療法」だの言われながら、結局この世は金で仕切られる。
だからホリエモンが出てくるのだよ。
彼の存在や行為に嫌悪感を示す前に、自分たちの足元を見直せというのだ。
毒男ライフや自殺が少子化や市場の縮小を加速させる「一人でできるテロリズム」―サイレントテロリズム―だというのと同じように、ホリエモンがやっているのは「一人でできるバブル経済」なわけだ。
いつでも、いつの時も、事が起きてから臭いものに蓋をしようたって、時既に遅い、
遅いのだ。
かの行為に対して私は何の関与もできないし、かつてのバブルのように、ヤクザが地上げする様を、バブルに巻き込まれて溺れ死ぬ人間の様を、
遠く仰ぎ見るだけだ。