にほんじつわのかいSP

ジャコメッティへと至る車中、


西田哲学をおさらいしていると、


「詩」を発見した。


なるほど。


これで、私的言語=詩的言語≒他者言語となるわけだ。


なるほど。


思考の高精度な抽象化が、(言語)*1表象を純粋・単純化することによって、逆にその表象の内に内包する意味に多様化の効果をもたらし、それによって、内へと向かっていた意識が、時空が反転するかのように、外部とつながりを持つようになるということか。


もちろん、それはありとあらゆる誤解への入り口、あらゆる望みを捨てさせる例の門なワケだが。

*1:表象は何も言語に限らない