恋愛という亡者

萌え理論Blog - 「神は死んだ」が「金は死んだ」か
http://d.hatena.ne.jp/sirouto2/20061102/p4


例えば、子供を亡くした母親に「また産めば良い」などと言うのは、全くもって見当違いな話でしょう。「この」子の大事さは、他に代え難いということを含意しています。また「金に代え難い友情」と言いますが、人間の人格は交換不可能な固有性を持っているとされます(本当かな)。とすれば同様に、金で思うようにはいかない恋愛が価値があるでしょう。もっと一般的に言うと、愛は固有なものが対象になります。というより、どんなにありふれたものであっても、愛することで固有な対象になります。これはまさに「有限というおとぎ話」なのかもしれません。

よりインスパイヤ


だが、「恋愛とは、交換可能なものとして設定されている」ところがあるのではないのか。


そう思った。