ブログを書くということ〜メモを取ってはみたけれど〜

ブログ用にメモを取り始めてかれこれもう2年くらいになるわけだが、さて現実はというと、それがほとんどブログに反映されていないということになっている。
ほとんどというのはネタの50%以上という位の意味で、これは軍隊の損耗率でいうなら「全滅」である。
さらに悪いことに、テキストエディタにある程度起こしたものの、最期の詰めをする側から次の記事を書くなんてことをよくやるがために、これまた死蔵されていく記事が次々と生まれてもいる。
実際、ブログ用のエディタの保管庫にある記事の半数以上は未完成で未UPである。
つまり、(ある程度)文字化された記事の内、まともにブログにUPされているのは、実質30%程度かそれ以下ということである。
もし私が優秀なジオン軍人であったならば、「そんなのは飾りです!」と勇ましく80%の完成度の記事を意気揚々と戦闘宙域に駆り出し、突っ込みコメントをリックドムの足代わりにして、「はてなアルファブロガーといえどもブログ記事の完成にはコミュニケーションの応酬が必要なのだ!」とかなんとか悟りきったことをいいながら、額に致命傷を受けたりしつつ「完成*1」を目指すことができたのだろうが、
いかんせん私は優秀なジオン軍人ではなく、むしろ浮気して家庭をほっぽらかしたり子供に変な名前をつけて健全な成長を妨げたり空気読めずに余計な色気を出したり挙句にはそのせいで殺されたりするフランクリン・ビダンのような立ち居振る舞いをしているがために、「所詮*2」よばわりされる記事しか書けていない。
そして一番の問題は、こんなカンジでダラダラとコメントを垂れ流すヒマと手間があれば、メモを起こせよ、UPしろよという話なのだが、どうにも、それにはある種の条件が必要なようで、つまり今は気分が乗らないのでメモ帳を開きもしないし、開いてみてもそれを組み立てるという行為には及びもつかない。
畢竟、ブログ記事というのは、ネタとタイミングと時間と勢いという要素が、イデの紋章のようにすべてそろって輝くことがない限り、発動することはないものなのだろう。

*1:パーフェクト

*2:マークⅡはマークⅡということか