ヒューマニズムがテロリズムである一つの例証
環石館: サイレントテロ・イン・インドネシア
http://cyclolith.moe-nifty.com/misc/2005/12/post_47ce.html
> [スティーブン・ビンカー『心の仕組み -人間関係にどう関わるか』]
に、インドネシアの「アモク」の話が出てくる。
>「アモク」はマレー語で、愛やカネや面目を失った孤独な人間が時に引き起こす殺人騒ぎのことだ。
>この心理状態に陥った人間は周囲の状況が全く目に入らず、説得も脅しも利かないオートマトン(自動機械)と化す。「俺は重要人物じゃない。俺なりの自尊心を持っているだけだ。俺の人生は耐え難い侮辱でしかなくなっちまった。だからもう、何の意味もない命以外失うモノはない。だから俺の命を他人の命と交換する。交換は俺の為だから、一人じゃなくて大勢殺す。そして俺が属してる集団で名誉を回復する。その途中で死んでも構わない」
テロリズム―歴史・類型・対策法 (文庫クセジュ)
posted with amazlet at 10.03.16