ガンダム00は連邦のプロパガンダ用アニメ


機動戦士ガンダム00』は、「もし、コロニーがなかったら」という未来=レトロフューチャーを描いた、連邦の宇宙移民政策推進のプロパガンダ用アニメとして製作された。


作品内容に「無理やりな展開」や「首尾一貫しない作戦の連続」や「不必要に過剰な露出」などアラが目立つのは、ひとえにその手の趣味の連邦政府高官が製作会社にたびたび介入し、また連邦の天下り会社による宣伝広告を趣旨とした中間搾取などが入った結果、製作現場に十分な予算が配分されなかったためである。


劇中で「ガンダム」が異常に神格化されていることなどから、放送時期は、第二次ネオ・ジオン戦争からコスモバビロニア戦争の間と推測される。
この時期には大規模な戦乱がなく、モビルスーツ開発に回す予算が浮いていたことを背景にして、半ば思いつきで作られた側面が強い。
さらに、プロパガンダ映像であるにもかかわらず、版権管理と称して一部会場内にて頒布されるパッケージ流通のみという形態がとられた。そのため、一般にはほとんど知られないマニア向けの幻の作品となった。


このマニア向けのロボットアニメが、木星船団ジュピトリスに持ち込まれる。(ジュピトリス5〜ジュピトリス8にあたると推測される)
そして、これが船内唯一の娯楽として繰り返し消費された末に、(元々おかしかった)木星船団員は、歪んだ思想を植え付けられ「打倒、地球」をめざす「正義」の集団となる。


そして後に、木星船団は木星コロニー圏において木星帝国を建国。地球へと侵攻を開始する。
宇宙海賊によって一度は撃退を余儀なくされながらも、のちにコロニーレーザーで地球を焼き払う計画にまでこぎつけるも再び敗退。(木星戦役)


しかし、その残党が今度は木星からではなく、コロニーに足がかりとなるザンスカール帝国を建国。さらに前回の反省を生かし、地球侵略作戦ではなく地球無力化作戦を行う。だが、三度敗北を喫する。(ザンスカール帝国戦争)


この一連の結果は、こともあろうに信仰してきたはずの民間武装組織≒私設武装組織によって自らが壊滅させられたという現実を木星人に突きつけることとなった。
木星人は自ら信仰の対象としてきた聖典を否定されてしまったという事実に愕然とする。
そして以後、それを捨て去ることを余儀なくされていく。


連邦政府が思いつきで作ったプロパガンダは、およそ50年の時を経てその役目を果たしたのである……






これが、ガンダム00がU.C.ガンダム正史に数えられる正統な理由です。
途中、いろいろ違う番組やら悲しい事実やらが紛れ込んでますが気のせいです。