ウチのブログを読む暇があったら読むべき本


自分自身を説明すること―倫理的暴力の批判 (暴力論叢書 3)

自分自身を説明すること―倫理的暴力の批判 (暴力論叢書 3)


国家を歌うのは誰か?―グローバル・ステイトにおける言語・政治・帰属

国家を歌うのは誰か?―グローバル・ステイトにおける言語・政治・帰属



上は、おそらく「非人間」問題についての現時点における最新、最前、最高の論考。
「主体以前」における存在としての人間、解説者による端的な一言「受動以前の受動性」こそ、「第三世代の人権」構築の要となるもののハズ。
これは単なる論壇好きのシャカイ学シンパではなく、むしろ障害者問題に関心を持つもの、あるいは社会的アウトサイダーの心理に関心を持つもの、あるいはまた非モテだのという単語にこだわるものこそが、真剣に読むべき本。


下は、テロルの論理について。
国民が国家と同等の立場を持っていることを指摘する点で、テロリズムが確実な根拠をもった政治活動であることを暗に証明するものとなっている。


<上の本の出版元による紹介>


ウラゲツ☆ブログ : 08年8月8日発売予定:ジュディス・バトラー『自分自身を説明すること』
http://urag.exblog.jp/7310044


一冊いただけたりしたら、もちろん書評ができるんだけどなあ、とか。