美談に涙するコスト・美談を作り上げるコスト
前者はタダだが、後者はあまりに負担が大きい。
しかるに、今回の「義手の少女バイオリニスト」の件はどうだろうか。
天漢日乗: 子どもの筋電義手に関して「技術大国日本」は世界の後進国
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2009/01/post-52c9.html
義手(片手分)だけでさえ自動車並のコストがかかるというのに、それに加えてバイオリンを習得しているという。
この子は運が良かったとしか言いようがない。
すべての障害を完全に「治療」することができる良薬、「金」に恵まれていたのだから。
一方、視聴者はタダで涙を流した。
他人事とは常に「美しい」ものである。