台風主義的大衆のための衆院選予想


「台風主義」国家日本では、与党の場合「何もしなければ」それだけで支持率が上がる。
逆に、野党の場合は「何もしなければ」もちろん支持率が下がる。
――それを鑑みて予想。



・9月の任期満了まで衆院選はない。
・西松疑惑爆弾も不発で終わり、さらに小沢が続投することで、民主の圧勝は絶対になくなる。
・「無風時間」が長ければ長いほど、台風主義者の日本人は政治への関心を失い、結果、与党に有利な「消極的保守」の基盤が生まれる。
・棄権・白票によって、自民党が「支持」され、自民・公明の連立与党の僅差での続投も十分あり得る。
・現与党の勝利がなくても、自民:民主の比率は4:5程度に止まり、仮に小沢が続投していた場合には三度目の正直(?)で「大連立」が組まれる。
・その場合、公明を切り捨てるパフォーマンスで「有権者」を納得させながら、自民党政権が温存される。
・仮に政党再編が起きたとしても、大連立的な亡霊「民主自由党」が誕生し、自民党はシステムとして温存される。


【FNN合同世論調査内閣支持率28・2%に上昇 衆院選の比例投票先では自民が民主上回る (1/2ページ) - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090427/stt0904271144004-n1.htm

「自分に被害がなければそれ自体がなかったことになる」という他人事自然災害レベルでしか政治を捉えられない台風主義の大衆国家が日本である。