はてなブックマークにおけるタグ付けの難しさ


一般論というよりも「自分ルール縛り」の話なので、他の人の参考になることは少ないと思うが、一応。
見てもらえればわかると思うが、ウチのはてブはタグ付けがやたら多い。。
それは、他の何物でもない「自分ルール」のせいだ。



「一般的な性質を抜き出すことによって、一見無関係な記事に関連性を持たせる」という意味を込めて、あえてタグの固有名詞化を避けている。



タグだけでコメント欄が埋め尽くされているようにも見えるくらいになるのは上のような理由による。
そのことによって、「日本語タグ」に固有の問題の解決を多少なりともはたそうという意図もある。
これもはてブユーザには周知のことだが、日本語タグが使えるブックマークではタグの分散化による知的集積の困難さは目に余る。
これは、漢字・仮名・カナ・アルファベット・数字記号という5つあるいはそれ以上の文字を同時に扱う日本語特性に基づいた構造的欠陥なのだが、そう考えると、もしかして日本語自体が問題解決思考をはぐくまないように巧妙に仕組まれた支配的言語なのか――と陰謀論を巡らせてもみたくなる。



とはいえ、あまりに一般的な性質だけを表記しようとしても、あまりに複層的すぎて制限をオーバーしてそれが出来なくなったり、また的確に個別の問題を示す言葉もあったりするので、毎度毎度その判断の兼ね合いが難しい。