Sleipnir最速化計画!フォルダごとフラッシュメモリにたたき込め!


Sleipnirのお気に入りファイル数が膨大な数にふくれあがり、もはやフォルダ整理すら追いつかない状況になって早数年。
そして。「お気に入りグループ機能」なんてものを教えてもらったせいで、ブクマ候補予定のサイトまでもが1000件近くたまったままになってもうどうしようもない状態が加わって早数ヶ月。


そのせいかここ最近は、起動するだけでHDDを削り取るような音が鳴り響くようになり、その上さらにお気に入りを追加しようものなら轟音と共にあっさりフリーズしてしばらくホワイトアウトするという不審な挙動を取るようになった腐れ縁ブラウザSleipnir


ああ、愛用のブラウザが激重だった。別れたい…


そういう理由があった上に、そもそも今使ってるHDDが、もともとノートパソコンを修理した際に移植したものをさらに取り出してデスクトップ用として流用しているという、ブラック企業並の酷使っぷりに耐えて生き永えらえているけなげな奴なので、いいかげんそろそろ大事にしてやらないとダメなんじゃないかと思ったわけです。


そこでふと思い出したのが、あんまり活用してないUSB2.0増設ボードのPCケース内部側に謎のUSBポートが一つあること
あれがもともと何のために付いていたポートなのかサッパリわからないまま、いままで一度も使わずにほったらかしにしていたのですが、そういえば、かつてのKNOPPIX騒動の時当時7000円(!)で買った256MB(!)のフラッシュメモリが確かその辺に転がって余っているはずだということを思い出しました。足の踏み場もないごみ部屋からなんとか見つけ出し、さあファイルの整理をサクッと快適なウェブ生活にハローよろしくというつもりが……


さすがUSB1.0のみ対応。ファイルの移動に平気で「残り55分」だの「残り133分」だのと表示してくれやがります。
80MBくらいしか入ってないのに……orz


とにかく、ひたらすら待ちを決め込んでSleipnirをフォルダごと放り込んで、さあ、謎のケース内部向けUSBポートに接続…せ…せつぞ…接…ぞ……


見えねえ!!!でかいグラボの影になって見えねえ!どこだよテメェ!!んでだからどっちが上だよ裏だよ表だよ!!!


とまあここでも無駄な格闘時間を食い、ようやく接続完了し、Sleipnirを起動してみると……


……うーん、、、起動はやっぱりビミョウに遅くなってしまいましたかなこれは。さすがにUSB1.0では厳しかったかという印象。
しかし、一端起動したあとはさすがフラッシュメモリ。HDDを削りながらファイルを探し出して表示するよりもサクッと体感的に早く快適にタブを開いてくれます。


これはちょっとオススメできるかも知れません。


というわけで、いま手元に256MBとか512MBとかの余ってるUSBメモリやデジカメ用のフラッシュメモリがある人はそこにSleipnirをフォルダごと移動して使ってみるというのはいかがでしょうか。
PCケース内部にUSBポートがなくても、モニタの裏や本体裏に突き刺しておけば邪魔にもなりませんし。
ものによってはもう豆みたいに小さいUSBメモリもある見たいです。


こうするとHDDをガリガリ削って明らかに寿命を縮めてそうな不安な挙動がなくなるだけでも、結構なメリットがあるんじゃないでしょうか。
これが内蔵カードリーダー接続だったり、USB2.0だったり、USB3.0だったりすると、もっと劇的ビフォーアフターを感じられるかも知れません。


さらに、Sleipnirにはもともと持ち運び用の「Portable Sleipnir」ってなバージョンもありますから、それを使うともっと効果的にブラウジング最適化ができるかも知れません。


ちなみに私は普通のフォルダバージョン(非インストールパッケージ)型のSleipnirを使っています。
ポータブル版ではないですが、問題なく動いています。








<PS>
実はSleipnirOperaChromeをトリプル併用しているumetenでした。んーどれも一長一短。
Chromeは、けいおん!のスキンがイチ押しになってて吹いたw
あと、Operaサンシャイン牧場と相性が悪いのはなんでなんですかね?