はてなのアイコンデザインがひどすぎる件についていまさら考えた。
「デザインは はてな を救えるか?」
超いまさらだけど、本当にはてなのアイコンデザインはひどすぎると思う。たまにトップをのぞくんだが、毎回毎回どのアイコンが何を意味しているのか迷ってまよって結局二度手間、三度手間を掛けて飛び渡ることになっている。
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それもこれもアイコンのほとんどが、サービス名から受ける直感的イメージとなんらリンクしていないからだ。
一番ひどい例が「うごメモ」のアイコン。
何この死んだカエル。
「うごくメモ」といいながら、「じっと座ってうごかないカエル」をキーイメージに使用してしまうセンスを疑う。
せめてカエルの手を上げるなり、踊らせるなりするべき。
つぎにひどいのが「ブログ」のアイコン。(そういや昔は「ダイアリー」って言ってたな)。
「ABCとかまるで意味のない記号が書かれたノートが閉じている」ようなイメージアイコンなんて、それをどう見たら、「ああ日記を書くんだな」と思えるんだよという話。
せめてノートのページは開いておくべき。あと、アイコンなんだし別に細かい文字を書かなくても線で十分。
ミニブログのアイコンもひどい。
せっかく「ハイク」という名前が付いているのに、「俳句」らしいイメージがなんら活かされていない。
せめて今あるかわいさを活かしてもうちょっとその名前を表してみるべき。
「ウェブアルバム」と「キーワード」もギリギリ落第だ。
「ウェブアルバム」の「色の付いた二つの四角い箱」なんてパッと見ても写真だなんて思わない。もう大人しくカメラのデザインにしておくべき。
「キーワード」のアイコンも、キーワードという単語に対してアイコンに含まれる情報量が多すぎる。むしろ、これこそ「ブログ」のアイコンにしてもいいくらいのもので、キーワードならタグや付箋のようなデザインにするべきだったのではないか。
及第点なのは、「ブックマーク」と「人力検索」と「アンテナ」。
結局、それ以外にどうしようもない、「はてなオリジナル」なオーソドックスすぎるアルファベットデザインなわけだが、だったらこれで徹底しないでどうするんだという話。
アイコンが全部並んでいるところをパッと見たらもう、企業ブランドデザインとして破綻しているとしか思えないレベルで支離滅裂。
コアユーザ層のイメージを維持しながら、ライトユーザー層の取り込みに中途半端に取り組んだ結果、八方美人が逆立ちしてしまったようにしか見えない。
仮にアイコンを単独で見比べたら、同じ企業のサービスだと認知できる人間がいったいどれくらいいるのか大きな疑問だ。
そもそもアイコン以前のレベルで徹底的にひどいのはグループウェアで、もうこれ誰が使ってるのとか思うんですが、誰か使ってるんでしょうか?
<関連:デザインという言葉の多義性=マジックワード性がふんだんにちりばめられた講演
→同じ「デザイン」の一言で語られているが、その内容は本来3つか4つくらいに分類される必要がある>
ジャチェック・ウツコは問う「デザインは新聞を救えるか?」 | Video on TED.com
http://www.ted.com/talks/lang/jpn/jacek_utko_asks_can_design_save_the_newspaper.html
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