「ある法律学徒の英語と読書な日々」の死


最近見ないなと思っていたら亡くなっていた件について。

法律学徒の英語と読書な日々
http://d.hatena.ne.jp/kousuke-i/


そしてそれを知ったのがこの本の新聞広告(一面下に掲載されていたので目についた)


個独のブログ―ある法律学徒の英語と読書な日々
伊藤 康祐
三五館
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出版社からのコメント


2009年3月29日、愛知県に住む21歳の若者が急逝した。
名古屋大学法学部法律政治学科の3年生で、進級目前のこと。
彼が、本書の著者である伊藤康祐。
「国際弁護士になる」という高い志に向かって英語や法学の研鑽に励み、
漲る知識欲を読書や映画鑑賞で発散させ、
旅や留学生との交流をとおしてバランスの取れた政治思想を
養おうとする姿が描かれている。
それらは若者らしい熱気と感性に溢れ、
一方で同世代と比較して飛び抜けた知性に圧倒される。
彼は同世代にとって"誇り"となり、
後輩にとっては"目標"となり、
親世代にとっては"希望"となる存在だ。


やや奇妙に思えるタイトルは亡くなる直前のこのエントリからとられたようだ。

個独の時代のハリネズミはどのように生きるべきか - 一法律学徒の英語と読書な日々
http://d.hatena.ne.jp/kousuke-i/20090315/1237133140


正直ちょっと出版社のコピーライティングのセンスを疑うし、そんな安易に「誇り」だの「目標」だの「希望」だのを大安売りするその態度こそ著者が最も批判するところではないのかとおもうのだが……

プロフィールに「尊敬する人」を書くべきでない3つの理由 - 一法律学徒の英語と読書な日々
http://d.hatena.ne.jp/kousuke-i/20090219/1234970776


しょせんはマスターゲットビジネスか。
根本が曲がってもわかりやすい方、低き方へと流れねばならない、と。






ま、僕が死んでもこうはなるまいな。基本批判皮肉だし。何より(ry