「光の道」はアナログ停波=強制デジタル化と似ている


概ね佐々木俊尚氏の意見に賛成。


強制的なインフラ押しつけと値上げによる貧乏人いじめとしか思えない。


要するに道具を使いこなせていない「情弱」がどれくらいいるのかという懸念をなんら一切考慮していない、「IT版・日本列島改造論」第二段だ。


課金ビジネスがケータイに偏って存在しているというガラパゴス状態なものに目を向けて考えるなら、必要なのは土建的なインフラの拡張改良工事ではなく、PCネット利用における簡易勘弁な課金システム=代理徴収システムという奴の方ではないのか。


どのみち殆どが使いこなせないことを織り込み済みで、今のネットゲームのように「大多数の無料ユーザーと莫大な金をつぎ込む一部のユーザー」という構図での収益予想図を描いているのだろうか。


仮にそれが実現して光インフラが日本中に張りめぐらされても、まだそれでいこうというのだろうか?


なにかかけ声の割りに泥臭く、そして志が低い構想だと思わざるを得ない。

ソフトバンクの「光の道」論に全面反論する(上):佐々木俊尚 ジャーナリストの視点 - CNET Japan
http://japan.cnet.com/blog/sasaki/2010/04/29/entry_27039509/
ソフトバンクの「光の道」論に全面反論する(下):佐々木俊尚 ジャーナリストの視点 - CNET Japan
http://japan.cnet.com/blog/sasaki/2010/04/29/entry_27039510/