殺人経過〜一体何を鑑定するのか、一体何を鑑定したのか〜

【埼玉・千葉連続通り魔】ネコの切断首を学校に持参 所持のナイフとなたは新品 次の犯行準備か+(1/2ページ) - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111206/crm11120614250013-n1.htm


 埼玉県三郷市と千葉県松戸市で女子中学生と小学2年の女子児童が相次いで刃物で刺されて負傷した事件で、三郷市内の事件に関与したとして埼玉県警が5日に殺人未遂の疑いで逮捕した同市内の通信制高校2年の男子生徒(16)が、切断されたネコの首を学校に持って行き、クラスメートに見せるなどの行為をしていたことが6日、捜査関係者の話でわかった。

 埼玉県警では、男子生徒のこうした行為がエスカレートし、女子中学生や女子児童を刃物で傷つける行為に及んだ可能性が高いとみて、裏付け捜査を進めている。

 また、5日に三郷市内で職務質問された際に男子生徒がバッグの中に持っていたナイフとなたは、いずれも未使用だったことも判明。埼玉県警は男子生徒は次の犯行のため新たに準備した可能性があるとみて、犯行の詳しい動機などを調べている。

 捜査関係者によると、男子生徒は、通っている高校に切断されたネコの首を容器に入れて持って行き、クラスメートに見せていたという。また、男子生徒の自宅近くの住民も「男子生徒が以前から動物にいたずらしていたと聞いた」と話しており、男子生徒が動物に危害を加えるなどの虐待行為を繰り返していた可能性があるという。

 また、男子生徒が5日夕に三郷市高州の路上で警察官に職務質問を受けた際、バッグの中に折りたたみ式ナイフ(刃渡り15センチ)となた(刃渡り17センチ)を隠し持っていたが、いずれも未使用だったという。

 調べに対し、男子生徒は「歩いている人を殺そうと思って持っていた」と供述していることから、県警では男子生徒が次の犯行を計画していたとみている。

 捜査関係者によると、男子生徒は両親と弟の4人家族。職務質問された際、男子生徒は特に抵抗する様子は見せず、県警のその後の取り調べに対しても落ち着いて対応。頭髪は黒く、「ごく普通の少年という印象」(捜査関係者)という。

豊川家族5人殺傷、長男に懲役30年判決 (読売新聞) - Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111207-00000764-yom-soci


 愛知県豊川市の自宅で昨年4月、会社員岩瀬一美さん(当時58歳)ら家族5人を包丁で殺傷したとして、殺人罪などに問われた長男で無職の高之被告(31)の裁判員裁判の判決が7日、名古屋地裁岡崎支部であった。

 久保豊裁判長は「短時間に5人を手加減なく突き刺した凶暴な犯行」と述べ、高之被告に懲役30年(求刑・無期懲役)を言い渡した。

 検察側は公判で、捜査段階で実施した精神鑑定を基に、高之被告には完全責任能力があったとしたうえで、「引きこもり状態だった被告が、インターネットの解約をきっかけに家族の皆殺しを図った悪質な事件」と主張。これに対し、弁護側は「高之被告は発達障害などの影響で、自分の行動を制御する能力が著しく低下しており、心神耗弱だった」とし、殺意もなかったと主張。量刑も懲役10年以下にすべきだとしていた。

 判決は、高之被告には完全責任能力があり、殺意もあったと判断した。

 判決によると、高之被告は昨年4月17日未明、一美さんとめいの金丸友美ちゃん(当時1歳)を包丁で刺して殺害。母親ら3人にも重傷を負わせた後、自室の布団にライターで火をつけ、2階部分約45平方メートルを焼いた。