さりげなく露呈される精神障害者差別の言説

「アフガンの米兵銃乱射事件」で窮地に立ったオバマ政権 | 冷泉彰彦 | コラム&ブログ | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
http://www.newsweekjapan.jp/reizei/2012/03/post-411.php


 アフガンでは米兵によるコーラン焼却事件が起きたばかりですが、今回の事件も含め、このような事件が頻発する背景にはこうしたPTSD兵士への対応という問題があるようです。まず、問題なのは、深刻なPTSDを負った場合でも、軍医などによる治療で「前線復帰可能レベル」まで「治癒した」と判断されると、すぐに再派兵の対象になってしまう点です。その背景には、とにかく派兵可能な兵士が少ないという事情があります。


 更に、これは具体的な報道や発表があったわけではないのですが、PTSDへの治療には相当な薬物が使われているようですそれこそ、ホイットニー・ヒューストンを死に追いやった強力な抗不安薬などが投与される中、もしかすると、副作用のために統合失調症的な症状に追い込まれる例があったのかもしれません


憶測でものをいい、かつ、それが推測にすぎないと逃げを打つ点で最も悪質な精神障害者差別の言説だと思う。

統合失調症 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B5%B1%E5%90%88%E5%A4%B1%E8%AA%BF%E7%97%87


精神病を患う人は犯罪の「被害者」になりやすい◆科学で偏見チェック!
http://prejudices.blog.fc2.com/blog-entry-45.html


こういう記事にこそ、本職の精神科医がきちっとした反論を書くべきだと思うのだが寡聞にして知らない。