スポーツ真理教・脱会マニュアル

一つ、スポーツマン以上に信用の置けない、疑わしい人種はいない。
一つ、スポーツマンこそ最も信用できない人種である。
一つ、スポーツマンとは、その過程の如何を問わず、「勝てば何をしてもよい」という精神の持ち主である。
一つ、スポーツマンとは、その内容の如何を問わず、「勝った者が正しい、勝った者だけに価値がある」とする精神の持ち主である。
一つ、スポーツマンとは、スポーツマンシップといういかにも健全な建前を奉じておきながら、常にその言葉を恣意的に捻じ曲げて使い、決して公平公正な態度をとらない人種である。
一つ、スポーツマンにとって、そのような公平公正な態度は、むしろ最も愚かなもので、まともな人間(スポーツマン)なら忌避すべき行為であるとみなしている。
一つ、スポーツマンとは、策略、裏切り、挑発、侮蔑、嫌悪、抑圧、排斥を主とする、嗜虐的、好戦的、破壊的、支配的な人種であり、自分よりも少しでも劣った人間を見つけ出すことを嬉々として行っている。
一つ、スポーツマンは、自分の能力を自分の感覚で判断する以上に、他人を見下すことによって判断する。
一つ、スポーツマンにとって、他人を見下す喜びは、かけがえのない喜びとなる。
一つ、スポーツマンは、夢や情熱を語る一方で、それに組しない、教化されない人間を、地味で、根暗で、精神を病んだ、劣った者だと決め付ける。
一つ、スポーツマンは、劣った者に対してそれを抑圧し、排除することが「正しい」ことであると判断する。

真に恐ろしく、長きに渡って人間の精神を蝕んできたのは「ゲーム脳」などではなく、
この「スポーツ真理教」なのではないでしょうか。

◆今回のリハビリ新書◆
永井洋一『スポーツは「良い子」を育てるか』生活人新書
注)といった内容のことが書かれているかどうかはわかりません。
でも、「スポーツ」に対する不審感を少しでも感じたことのある人であれば、この本を読んで損はないでしょう。
あと、「ゲーム脳」は完全なデッチアゲ理論です。典型的なデータ捏造のエセ理系理論です。それについては「斉藤環 ゲーム脳」でググッて見てください。

■日記

しかし、今日は「歩いた」。
あるいた、あるいた。
四条から錦まで。錦から四条まで。
四条から三条まで。
三条から北山まで。北山から三条まで。

あるいた、あるいた。

たかが、五日間の通勤に、三条から室町を朝夕歩いたのが、足に「歩くリズム」をつけたのか、それとも元々のものなのか、はたまた、3+4+3年間の、自転車生活の賜物か。
えっさか、ほいさか、ほいさっさ。
なんかかなり軽快に歩いたような気がする。
歩きながら考えてたのは、かなり不穏なことだったのだが。
SARSとか鳥インフウエンザとか流行らねーかなーとか。
もう、最近こればっかり。
でもなんでか、「すれ違いざま」におばちゃんに「丸善」の位置を聞かれたりした。相当機嫌の悪い顔してたつもりだったのだが。
でもって、いざ聞かれると、こっちもかなり愛想良く教えていた。
オレンジ色のかなり趣味のよろしくない、いい加減な格好をしていたのにもかかわらず、道を聞かれるとは・・・