恋愛与党の党利党略〜「非モテ」つぶし、ここにかくあり〜

<<<モテてから云え>>>
いや、まあいいからまずモテてみてから云おうな、っておもっちゃうのね。
確かにモテなんてどーでもいいんだけど、それはモテの面白さとか便利さ、快適さを知っているひとにしか語ってほしくないわあ、と。
こちらからはひとつも誘わずに最低でもむこう半月は別々の異性からのお誘いで予定が埋まり、付き合ってくれの申し出は常に二桁、プロポーズは最低三人から、食事代や交通費を含め、自分の財布から小銭を除くお金が出ていくことは有り得ないそういう状態を、半年くらいは続けてみてほしい。
そのあといくらでも、「もうモテは、いらない」ってゆってくれたらいいとおもうんだ。


……おまえは何を言っているんだ


つか、なんだそのやたらハードルの高い想定状況はwww


たかが、「モテたくない」の一言を言うがためにそこまでの経験が必要か?


いや、その一言を言うためにそんな状況に至れるヤツがもし一人でも出てきたとしたら、「男女比」及び「モテの偏在の法則」によって、その影ではその数十倍の人間が男女問わず、血の涙を流すことになると思うのですが。


だいたい、言い寄って振られただけでもアレだろうがよ。


この人間は一体、何人の血を流させようというのか――?


たかが「モテたくない」の一言にそこまでの「重さ」を込めようとするのは、アレか?ナニか?


これまた「モテ」*1による「非モテ*2つぶしの陰湿な策略ですか?過剰な思い入れ、重い入れ込みを「恋愛」に対して込めれば込めるほど、実際には遠ざかっていくっていう算段ですか?
――さすが政権与党は、海千山千。党利党略に慣れていらっしゃいますなあ。


まあ、そもそもが相当的外れだと思うんだけどね。この策略。
――「恋愛」という構造そのものを俯瞰して、創造的破壊に至らしめんとするのが、「非モテ」言説のコア原動力としてある以上、
(気づくと気づかざるとに関わらず)「恋愛」の支配性を高めるだけのこの行動を指針としたところで、はっきりいって「非モテ」言説における「モテたくない」表象とは、まったくもって対極にあるといっても過言ではない程度どころではないはてしなく異質な「歪み」を抱えるだけに終わることは明白だと思うのですがね。


――まあ、その辺がこれをして「党利党略」「策略」と呼ばんとする所以。

*1:薄く軽く明るく

*2:厚く重く暗く