傷ついた相手が育む無機的な愛

いったい、なんなのだろうこの手馴れた関係修復のプロセスは。
まるでそうすることが当たり前のように、相手のどんな振る舞いにも動じず、何時いかなる癇癪を起こそうともうろたえず、ただありのままを受け入れて、そして、ただ黙ってその傷を癒していく。
相手の何もかもを知り尽くしているというわけではもちろんない。
そんなことは不可能だ。
それは、おそらく創造主ですら不可能なことだ。
だが、それでもこの相手のある限り、何度でも壊れそうな危機を乗り越えていく。
それこそが、愛の名で呼ばれるものなのかもしれない。

































不良クラスタを抱えたHDDがために三日と絶えずOSがクラッシュするなんていうパソコンを持った僕の。(泣)