反『嫌韓流』話の追記はみなさまのブックマークで

十分かな、と。以下、抜粋。

terracao :納得。ただし、納得してしまうこと自体に寂しさもかんじる。
takahanomori :『ネタに対抗できるのは、ネタに対して対抗するのなら、ベタではなく、メタの地点に立たねばならない。』まあでもやっぱりとりあえず。
tomozo3 :根本的な問題として、文字は読めるが文章は読めない人の存在があるしな。
zaikabou :ま、いちおう、出すことには意味有るだろうな。韓国の人が書いたデタラメな反論にもなっていない反論本だけじゃあんまりだし。
kmizusawa :そもそも真面目に読むのは最初から「嫌韓」に批判的な人だけで「嫌韓」の人は叩くためのネタとしてしか読まないような気がする
t-kawase 確かにこの本を読んで「再転向」が起こるとは考えにくいけど、「でもやるんだよ」。


ポイントをまとめると、
1、そもそも『嫌韓流』と『「マンガ嫌韓流」のここがデタラメ』は、読者対象が違うということ。
2、『嫌韓流』支持者には「プチ文盲」問題が、からんでくるということ。
3、『「マンガ嫌韓流」のここがデタラメ』の戦略が、ある種「内輪受け」に過ぎるということ。
というところかしらん。






もちょっと付け足すと、
4、サヨクサイドからのカウンターの出し方が、あまりに大時代的なままなのはいったいどうしたらいいのか、とか。
5、柄谷行人ですら、一応は新書を出し始めたのだから、もう少し「アンテナが折れた人たち」に向かって情報を発信するということの意味を考えたらどうなのか、とか。
6、ウヨクサイドの人たちが「プチ文盲」なのは、もしかしたら学習障害じゃないのか、とか。
7、サヨクサイドの人たちもまた、言語野に偏りすぎる傾向を持つ学習障害じゃないのか、とか。
8、精神論で語られる問題の多くが実は、医療問題として考えなければいけない問題ではないのか、とか。
かなあ。




そういう意味で、シロクマさん(id:p_shirokuma)にはあんまりサブカルサブカルしたお遊び的感覚で、何をかもてあそばれてないで、「問題だと思ったものを医療的な問題群としての視点から捉えなおす」といったようなことを期待したいんだけどなあ、ということ。


何でもかんでもゼロから理論を立ち上げようとしないで、あるものを活用できる立場にある人は、それを活用して欲しい。