本のお話をふたつ、そして二つ。

これなんですが。
出版される前にもこのブログでこんなこと言ってましたけどね。
アマゾンの書評を見ると、もう見事なまでに「こやつめハハハ」節のオンパレードなわけですよ。

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★☆☆☆☆また不毛な論議が増えただけ, 2006/5/18
レビュアー: ai0610 (茨城県つくば市) - レビューをすべて見る
嫌韓流という漫画の内容に私個人も問題点は多々あるものと認識しているが、本書にも問題点は多々ある。
不毛な論議に終止符をといいながら、これではまた不毛な論議を誘発しているに他ならない。
まったくの愚作。
「まじめな反論」がこの程度のものであるならば、本書に執筆した大部分の著者(一部はまともな主張をしている人も少数いたが)は言論人としての資格を問われる結果へとなるだろう。

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★★★★★いい比較対象物ですね, 2006/5/17
レビュアー: 流れ者 - レビューをすべて見る
読みました。
「まじめな反論 不毛な「嫌韓」「反日」に終止符を!」
って、不毛でなんの発展性もなく、話を本なのに意図的にそらそうとしている。
論破されつくした資料をもとに感情論だけで反論している。
正直、「嫌韓流」の方がまじめに論時照る感じがして、文章だけなのに
こどものけんかかと思う内容です。
この本を買われる方はぜひ「嫌韓流」「嫌韓流2」を一緒に買われる事をおすすめします。
いい大人が、社会的地位のある方々の考えがどれだけ「お花畑」かがよくわかる、
とてもよい本だと思いますよ。
あ、あと「嫌韓」「嫌中」の発言や本を非難してる方々の思考回路もよくわかりますよ、ほんと。

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★☆☆☆☆この本の筆者には感謝しなくてはならない, 2006/5/16
レビュアー: rennntai - レビューをすべて見る
私はこの本の筆者には非常に感謝している
何故なら態々「真面目な反論」と銘打って非常に陳腐な内容の批判書を出す事により
自身等の主張が如何にいい加減であるかと云う事を読者に示してくれた
感情に支配された「真面目な反論」は一定の韓国批判の主張を正当であると立証するに十分な内容であり、
韓国親派である筈の筆者が脆い理論を唱えることにより従来の韓国批判により一層の正当性を与えてくれた。
この東大教授は実はかなりの嫌韓なのかもしれない
故にこの様な本を出してくれるのだろう。


だから、言っただろう!?
この本を書いたあんたらは所詮、仲間内で馴れ合ってるに過ぎないか、あるいは、自分の業績のためにこの「チャンス」を利用したに過ぎないんだよ!!!


鈴木謙介を呼ぶくらいの知恵は出なかったのか!!

カーニヴァル化する社会 (講談社現代新書)

カーニヴァル化する社会 (講談社現代新書)


あるいは北田暁大に声をかけるとか思いつかなかったのか!?

嗤う日本の「ナショナリズム」 (NHKブックス)

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白眉のない反論本のなんと珍妙なことよ!






『バックラッシュ!』発売記念キャンペーン - 『バックラッシュ!』目次&執筆者発表

バックラッシュ! なぜジェンダーフリーは叩かれたのか?

バックラッシュ! なぜジェンダーフリーは叩かれたのか?

これをお手本にして、再批判をもう一冊やり直したらいかがですか?
『嫌韓流』の亜流本は山ほど出てますよ?
自我自賛する「質」よりも、「量」の方が世の中にはインパクトがあるんですよ?