カニアレルギーとの「遭遇」

カニを食べるときには決まって口の周りが痒くなり、それがいやなのでカニがあまり好きではなかった。
というか、味はともかくカニを食べるという行為自体にいやな思いを抱いていた。
だが、カニを食べるという行為はそもそもそういうものだと思っていた。
その一方で、家族にエビアレルギーのものがいることは知っており、「口がピリピリする」から嫌いだ、ということも聞いて知っていた。しかし、なぜか自分は大丈夫だと思っていた。
ところが、何の拍子にか、この1月になって、この「カニを食べると痒くなる」というのはもしかしたらアレルギーなのではないか?と気づき、よくよく考えると、やはりそうだろうという結論に至った。
特にカニ料理といえばもっともポピュラーなのはカニ鍋であるが、そのゆでたカニから出るゆで汁、ゆでたカニの殻に口をつけるというその食べ方が、なにより一番かゆみ=アレルギーを引き起こすのだ。
焼いたカニや、カニの刺身などではそんなことは起こらない。やはり、ゆで汁か殻が原因のようだ。
冷凍食品でカニの殻に入ったグラタンというものもあるが、あれでも別になんともならない。
もちろん、カニかまぼこをや。




一番の問題は、今までなんでこのことに気づかなかったのかということなのだが。