ネットで攻撃的なことばかり書く人が考える「良い人」

ネットで攻撃的なことを書く人は本当は良い人か? - ハックルベリーに会いに行く
http://d.hatena.ne.jp/aureliano/20080704/1215163134


公開の場でも非公開の場でも黒い発言をする、油断してたら体重が46kgを切りかけたumetenです。
ネットで攻撃的なことばかり書く人の代表として、上の引用記事の結論から、逆に考えてみたいと思います。
その前に反省しろという意見もあるかもしれませんが、うるさいだまれ馬鹿犬*1

結論
・ネットで凄く良い人は、本当は良い人ではないことが多い
・ネットで良いことを書く人には気をつけよう


まずは、この「ネットで凄く良い人」というのが、あくまで自分の主観であることに注意しましょう。
つまり、「良い人」というのは、あくまで自分の趣味・志向・考えに近い人だということです。
そこでは、自分の考えが正しいか、間違っているかという点がまったく問題となっていないことに注意しましょう。
そして、「本当は良い人ではない」というのは、上の注意点からさらに踏み込んで注意すべき点で、「自分の趣味・志向・考えに近い人だ」と思い込んでいるだけだということです。


単純に考えるだけでもそこには二つのズレ――落とし穴があります。
まずは、相手が本当に書きたいことは別にあるのに、文章力(構成力・表現力)の問題から、誤解を生んでいる場合。
そして、相手が言いたいことは本当は全く別なのに、自分の文章を読む力(読解力・想像力)の問題から、誤読してしまう場合。


その単純な二つの誤解のおかげで、「良い人」はいつでもあなたの目の前のモニター上にすぐに現れるのです。


つまり、「ネットで良いことを書く人には気をつけよう」というのは、相手の表現・自分の読解に「間違いを含めた解釈の幅」を持たせておかなければいけませんよ、ということなのです。


「相手の自己表現の間違い」や「自分の思い込み」をうっかり、宇宙にきらめくエメラルド色の理想にしてしまうから、いざ現実に、天空に連なる七つの星の下で出会ったときに悲劇は繰り返されてしまうのです。



――「おまえのようなババアがいるか! 」と。



つまり、ブログも出会い系サイトと同じだと最初から思っていれば、そんなにガッカリしないということですね!!


真の結論
・ネットの「良い人」は、あくまで自分の趣味・志向・考えに近いだけ。
・文章力を身につけることは、自分のためだけではなく相手のためでもある。
・読解力を身につけることは、自分のためだけではなく相手のためでもある。
・自分が「思い込んでいる」という可能性を常に疑え。
・兄より優れた弟などいない。
・出会い系にはサクラしかいない。

*1:あれあれ?ここだけ釘宮声で読むと、むしろここだけ何度も読みたくなるよ?