大衆社会=80年代逃走論=90年代まったり主義=00年代動物化

内田樹の研究室 2006: 階層化=大衆社会の到来
http://blog.tatsuru.com/archives/000880.php


「実感レベルで生きろ」というのは宮台イズムだよなあ。
で、「生理的に生きろ」というのが東イズム。



「まったり革命」またの名を「動物化」。



結局、実感レベルで脊髄反射的に衣食住性の「生理的」で「自然」な欲求に「素直」にしたがうことに、なんの疑問も持たない者だけが、「人間」として承認されるということか。



結局、そんな「現実肯定」的なことを言うことでしか社会分析面できないから、古今東西・前代未聞・未来永劫この国においてアカデミズムは「お勉強」として一笑に付され、「おなじ人間じゃねえか」という「平等感」であらゆる差異が塗り込められていくのだろう。



考えず、信じる者は救われる、か。



運不運以外の何物でもないな。



社会学者というのは、皆「馬鹿を発見して喜ぶ“かぎ爪の男”」なのかもしれない。