小沢一郎はなぜ代表を辞任したか？

答え：「野党だから」

これ仮に与党のメンバーだったなら、知らぬ存ぜぬを決め込んで厚顔無恥にシラ切り通し、それで「なかったこと」になっただろう。
経歴詐称で当選した森田健作千葉県知事や、同じく西松建設献金疑惑が取りざたされる二階俊博経産相については、国民の空気はほぼ「なかったこと」になっている。
それもこれも、「権力を握っていない者＝悪人」という「お上」に優しい政治感覚をお持ちの日本人の民度＝「空気」が支える現実なワケだ。
もちろん、麻生太郎に持ち上がった疑惑であったなら、当然支持率は下がっただろうが、今現在と同じように「実質的には何らの問題もなく政権が維持」されていたはず。

「既成事実」化した現象に対しては、それがまるで古来より不変の「人知の及ばない」自然現象であるかのように頭を垂れる「美しい日本の精神」。

速やかに一目散に脇目もふらず一刻も早く[死ねばいいのに]

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