その他、観劇中にすごく気になっていたこと

それは、「いつになったら魔女がでてくるのだろう?」ということだった。
そのシーンを今か今かと待ち受けていたのだが、待ちに待っているうちに、とうとう主な登場人物がほとんど死に絶えてしまった。「ハムレット」終わり。
「・・・・・・そうか、これはオリジナル翻訳&オリジナル脚本だから魔女のシーンはカットされたのだ!」そう思って、「いったいどこに魔女が出てくるはずだったのか」を、世界文学全集で調べてみた。
「えーと、魔女魔女おじゃ魔女・・・そうそうやっぱ三人くらい出てくるはず・・・お!あったあったやっぱり出てくるんやん、魔女。」




・・・・・・・・・・「マクベス」に。orz


果てしない勘違いだなオイ。
ハムレットは眠りを殺した!」とかいうセリフがあったはずだと確信していたのですが・・・
おかげで、ハムレットの人格についても「こいつは確かなんか嫌なヤツだったはず」という間違った先入見で見ていたために、「エ?王子?」という違和感が終劇まで残っていたのは秘密。
ろくに演劇を見ない、そしてシェークスピア作品を知らない人間が、シェークスピア演劇を見るとこうなるということです。