2004-12-16から1日間の記事一覧

追記

ちなみに。 演劇に詳しい人が、同じ劇を見るとこのようなレビューになります。 http://d.hatena.ne.jp/simokitazawa/20041214 そのほか、劇団の追っかけをしている人から見ても、あのオフィーリアは萌えるという感想。*1 http://d.hatena.ne.jp/agni/20041211…

さらに追記

たまたま見つけてしまった、ハムレット舞台人の稽古風景&楽屋話日記。 <「HAMLET」期間限定(になるだろう)稽古場日記!> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface.php/be123378f3c308910749ab2a43f26e46 (スンマセンね、こんな素人が見に行って偉そう…

その他、観劇中にすごく気になっていたこと

それは、「いつになったら魔女がでてくるのだろう?」ということだった。 そのシーンを今か今かと待ち受けていたのだが、待ちに待っているうちに、とうとう主な登場人物がほとんど死に絶えてしまった。「ハムレット」終わり。 「・・・・・・そうか、これは…

ほか

マーセラス・バーナード・フランシスコ・レオナルド・オズリック 以上の方々に関しては、どれがどの役なんだかわからなくなったので、これからは小さくでもパンフレットにどんな役なのか書いて置いてください。 道化的な役どころは皆さんうまかったのではと…

墓堀(や乃えいじ・武田操美)

一言評:なんか内輪ウケっぽい そんだけ。

フォーティンブラス(宮腰健司)

一言評:わけワカラン。 隣国ノルウェー王子だが、いきなり出てきていきなり改心するわけのワカラン役どころ。 「デンマークを侵略するぜー!」→→→「オラオラ皆殺しだー!」→→→「アレ?みんな死んでる?」→→→「ハムレット王子に敬意を表して礼砲を鳴らせー!…

亡霊(山根千佳・松村里美・中村真利亜・前田亜衣・丹波実麻子・佐藤あい)

一言評:私がゲキダンインなのよ!私を見て×6 殺されたハムレットの父の亡霊なのだが、この舞台では演出として6人の女性が多重的に演じていた。亡霊の異様な絡みつくイメージや、多面鏡に映った姿のイメージなどが演出されていた。 雰囲気的に、「私は劇団…

ギルデンスターン(森本研典)

一言評:ノッポとデブのコミックリリーフの内、デブ担当 先のローゼンクランツとセットで客を沸かせる役どころ。役者としてはローゼンクランツのほうが一歩リードだが、笑いどころでの息はきっちりあっていた。

ローゼンクランツ(小松利昌)

一言評:喜劇役者こそが役者なり。 もともとが道化的なオイシイ役、という以上に彼の個性が、ローゼンクランツをして道化足らしめたのではないだろうか?この舞台で一番光っていた役者が彼だ。 その鍵はやはり、何度もいうようだが発声にある。ただ大声を出…

ホレーシオ(赤星マサノリ)

一言評:キャラが立ってない。 劇の出だしで亡霊を見て話しかけたりと、割と重要な役のはずなのだが、「ハムレットの親友」とかいわれてもまったくそんな感じのしない影の薄いキャラ。つーか、キャラが立ってない。こんなんじゃヤオイ展開にも持ち込めないよ…

レアティーズ(入谷啓介)

一言評:ありがちな体育会系ロックにーちゃん。 剣の達人とかいきなり言われてもって感じの、最後のオチのために用意されたかのような役どころ。オフィーリアの兄でもあるのだが、フランスへの旅立ちの別れのシーンは、バカップルがいちゃついてるようにしか…

オフィーリア(大島由香里)

一言評:朋ちゃんはねお姫さまなの。 一般公募オーディションで選ばれたというヒロイン。まあ、「お姫様役」は入門役だからね・・・という以上にうまかった。 実は途中まで、「ハムレット役の女性がオーディションで選ばれた人」なのだと思っていた。それく…

ボローニアス(関秀人)

一言評:さすがやっぱり偉い人。 劇団の偉い人なんだなというオーラが常に出ていて、ほかのノイズを封じ込めるようにして舞台を引っ張っていた。 ヒロインのオフィーリアが一般公募オーディションだったことで、その父役に劇団のトップを配することで、リー…

ガートルード(原尚子)

一言評:劇団女優かくありき。 休憩前のクライマックス、ハムレットが「ねずみを殺す」シーンには、確かに凄みを感じた。というか基本的に、自分が映画や演劇での親役の泣きシーンに弱いだけなのかもしれないが。 しかし、感情の高ぶったシーンで役者の本領…

クローディアス(山浦徹)

一言評:悪役とは思えないナイスガイ。 さて、先述のハムレットが今ひとつだった結果、終始安定した演技・発声でいた、この本来、悪役・敵役の毒殺犯が、なんとも悪役に見えなくなるという影響を及ぼしてしまっていた。 元々の筋書きでは、「兄を毒殺してデ…

ハムレット(浅田百合子)

一言評:「スタイリッシュなイメージ」に先行逃げきりされた「僕娘」。 つまり、なんかイメージに置いて行かれてる、追いつけてない!追いつけてないよ!的な*1悲壮感が漂うちょっとイタイ演技でした。 このハムレット造形における一番大きなミスは、やはり…

<役者評>

<総評>

冒頭は合戦のシーンなのか、数十人が入り乱れてドカドカバキバキといった嵐のBGMとともに殺陣が繰り広げられる。 そこで黒い皮ジャケットに身を包んだハムレットが活躍するさまは・・・「あずみ+スカイハイ」といった感じの北村龍平的なアクション。ああこ…

「生きるべきか、死ぬべきか。それが問題だ。」

今のこの身のこの状況で、見た演劇がハムレットというのは、なかなかに意味深なものがあるのではないだろうか。 さて、この日は突然にお姉さまに呼び出され、そしてお誘いを受けて梅田のHEP5というところにはじめて行き*1、そこで小劇場版「ハムレット」を見…