アメリカにおける「Y世代」とは、

現在、7才から27才くらい(1977年生まれ〜1997年生まれ)までの7,000万人から8,000万人の世代をいう。
アメリカにおいても、パソコンはもはや生活家電として扱われ、また娯楽としても欠かせないものとなっている。同様に、企業のマーケティングも熟知していおり、新しいテクノロジーに対する志向も強い。
没個性的・画一的な志向を否定し、「個性」「自分らしさ」を保持しつつ、価値観を共有できるコミュニティを求める傾向がある。
彼らを現すキーワードは、Optimistic(楽天的な)、Idealistic(理想的な)、Empowered(能力のある)、Ambitious(野心のある)、Confident(自信のある)、Committed(約束を守る)、Passionate(情熱的な)、Traditional(伝統的な)、などのポジティブなものだされる。
しかし、それらはアメリカ社会における「理想的な性格・人格」(極論すれば、それ以外はすべて「病気」だと切り捨てられる)を反映しただけのものとも言え、そうするとアメリカのY世代は、その基盤において従来のメディアメッセージに引き続き育てられたものともいえる。