Musical Baton ですよ?

◆コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量)
1Gくらい?半分壊れたノートPCなものですから。
基本はやっぱステレオコンポで聞きます。(せっかく8万も出して買ったんだしな、ということかも。もう、ちょっと古いけど)


◆今聞いている曲
勝木ゆかり[S.E.N.S.]『KURAU Phantom Memory ORIGINAL SOUND TRACK』
KURAU Phantom Memory ORIGINAL SOUND TRACK-Indigo-
耳にやさしい音が好きです。
あと、NHKラジオのクラシック。ミュージックスクウェアになった瞬間、電源を切ることもしばしば。


◆最後に買った CD
詳しいことは忘れたが、多分これ。
l' Orchestre de Contrebasses『BASS,BASS,BASS,BASS,BASS&BASS,』
ASIN:B00006S2GU


◆よく聞く、または特別な思い入れのある 5 曲
アリゼ『Gourmandises』 - Gourmandises 
Gourmandises
思い入れのある曲というか、旅行先でたまたま見たMTVで流れていたPVが、神からの啓示を受けたかのごとく衝撃的なまでにかわいかったので、必死で名前を覚えて、帰ってからネットを検索して、壁紙とかPVとか落としまくった挙句、CD屋を探し回ってアルバムをお買い上げになったという、実に貴重な行動を取った思い出がある曲――歌手である。後にも先にも、「アイドル」に熱を上げたってのはこれだけである。
――これが若さか。
説明が後になったが、アリゼとはフランスのアイドルである。
そして簡単に紹介すると、まず、なんといってもかわいぃ。
そして、PVがちょっとエロい。
さらに、デビュー曲のタイトルが「私、ロリータ」である。
うはwwwwモエスwww
一度、日本のチョコレートのCMに出たりもしていたが*1、そのあたりで興味が薄れたので、その後どうしたのかまったく知らない。いや、意外に声が低音なんですよね。ハスキーボイスって感じの。フレンチアイドルなのに、ちょっと求めるところが違ったってわけ。誰かオススメの甘い歌声のフレンチ歌手知りませんか〜?


サウンドトラック『ムトゥ 踊るマハラジャ』 - ORUVAN ORUBAN 
ムトゥ 踊るマハラジャ
インド映画の素晴らしさを日本に伝えた名作、「ムトゥ〜踊るマハラジャ〜」のサウンドトラックより、感動的なまでに無駄にゴージャスで長すぎるオープンニグ曲。映像がカッコよすぎて笑う。ヒゲと中年太りがスーパースターのスタンダード!!そして、インド拳法の半分は編集でできていますが何か?
さてこの、サントラに収録されているのは、耳にして一発で打ちのめされてしまった、伝統的リズムとテクノサウンドがミックスされたステキインドポップス。布施明もかくやといわんばかりに浪々と歌い上げる濃い声もステキ。
あ、ちなみに、インド映画は一本見たら「後は全部同じ」なので特に見なくてもおk。*2
あと、関西で放送中のFM-COCOLOでは、流暢な関西弁を話すインド人DJの番組があり、それもまた楽しい。関西弁で語られるインドの国内事情・事件という実にキッチュな番組であります。*3


◎アビブ・コワテ&バマダ『マ・ヤ』 - 失われつつあるもの
ASIN:B00005ICZE
ここまで見てもわかるように私、umetenの所有タイトルにはほとんど日本の歌手のCDがございません。また念のためいっておきますが、声優ソングも持っておりません。サントラは洋画、邦画、アニメ問わずございますが。
で、元々、親が民族音楽好きで子供の頃からレコードやカセットを聴いていたので、年齢とともに高まる喪闘気につれて愛だの恋だのしか歌わないJ-POPからは徐々に激しく「自然と」遠のき、必然としてワールドミュージックという、それだけでお前(余計に)話する相手いないだろ、という極小ジャンルへ身をおくこととなった、その結果のひとつがこれ。
ゼミの教官がマリ共和国を研究分野としていたので、ちょうどアフリカ音楽を聴きたかった時期に、そこのポップスグループのCDを買ってみたという次第。
セカンドアルバムだったということで、いわゆる伝統的なダンサブルなものではなく、メロウなサウンドが主となったアルバムで少し思いとは違ったという印象。
しかし、その歌詞を見るにとてもロック!すばらしくロック!
この「失われつつあるもの」では、

「認める、僕はテクノロジーを認める。しかし我々の森林が心配だ。好き、僕はテクノロジーが好きだ。ファクスもインターネットも好きだ。」

という歌詞がある。
また、「我々の時代!」という歌では、さらにロックに、

アメリカ人の生活などを真似することは決して難しくもなく悪いことでもない。しかし、銃を取って“I wanna kill you”は我々の社会では決して許されない真似事だ」

と歌う。
こういう攻撃的な性格を持った歌を歌うのが、日本ではブツ切れのリズムでダラダラしゃべっているような、歌としてのメロディー感がないラップでしかないという点が、音楽販売不振の原因なのかとも思う。
が、
それを端的にぶっちゃければ、「愛だの恋だの」歌ってればホイホイ騙される中学生、高校生、大学生の財布が、携帯やネットに流れているというだけのことだ。
ちなみに「愛だの恋だの」に背を向ける一部の方々も、「白だの黒だの」が歌うのにホイホイ騙されているといえる。


クラナド『妖精のレジェンド〜ベスト・オブ・クラナド〜』 - アイリッシュ愛の歌
妖精のレジェンド?ベスト・オブ・グラナド
ワールドミュージックの中で、日本人の好みの上位を占めるものといえば、なんといってもアイリッシュ――アイルランド音楽である。これと、ブラジルのボサノヴァ、それとキューバ音楽が、日本人好みのワールドミュージック御三家だろうか。*4
さて、このアイリッシュトラッドポップスバンドの一つ、クラナドのメインボーカルは、あのエンヤの姉、モイヤである。セカンドアルバムの時点までは*5、エンヤもこのバンドに参加していた→後に独立し、脱退。
しかし、好みとしては断然エンヤよりもクラナドである。
なぜなら、クラナドサウンドは何より季節を選ばない、といったらお分かりいただけるだろうか。
はっきりいって、
真夏にエンヤのCDをかける人間の気が知れない。
あんな分厚い毛糸のような羽毛のような、重いそして息苦しいほどあたたかい音を、聞ける聞かせる聞いていられる季節というのは、この高温多湿の自然環境を持つ日本では、やはり冬に限られるのが必然というものである。
エンヤのサウンドは冬にしか聞けない。真夏のドライブ中に聞いたりしたら、あまりの音の厚さにちょっと吐きそうにまでなる。
それに比べて、クラナドサウンドには涼しさ、そして透明感があふれている。アイリッシュ独特の中音域のメロディがまた心地よい。
さて、この「アイリッシュ愛の歌」は、アイルランド音楽のトラッドナンバー、いわゆる伝統歌で、他の歌手、バンドもたびたび歌っている。このクラナド・バージョンの愛の歌は、他に比べてもよりメロウなものになっている。


◎カルロス・ヌニエスガリシアの碧い風』 - Capitan Nemo
ガリシアの碧い風
マスター音源の時点でヒビ割れ音飛びが入っているという、まったく別の意味で衝撃的な体験をさせてくれたCD。これがワールドミュージッククオリティなのか。これに気づいた時、正直、ちょっと泣きたくなった。
音が好きな音だっただけに、何でヒビ割れ?音飛び?とさらに増してショックが強まった。
あー今思いついたんだが、これってこのCDに限った欠陥品だったのかも。プレスエラー品だったのかも。もー勝ってすぐにクレーム入れときゃよかったよ、十字屋に。
内容はというと、スペインのバグパイプ奏者による、これまたトラッドポップスである。
「Capitan Nemo」は、酒場での威勢のいいほら話のような雰囲気の愉快な歌。だもんで、鬱な時にまちがって聞くとちょっとウザイw
単純にワールドミュージックといっても、まさに「伝統的民俗音楽」といったものあるが、ここ数年来好んでいるのは、伝統的楽器、伝統的メロディを用いつつ現代的アレンジの加えられたトラッドポップスというタイプである。
ここに網を張っておくと、たまーに、一般受けするものも出てくるので、そこでこそ始めて会話の糸口がつかめるのである。
t.A.T.u.とか…………orz
あ、女子十二楽坊は、端から「売らんかな」が鼻についてしまったので華麗にスルーしましたが何か…………orz
でも、基本的に十字屋のオススメの言いなりのような気も…………………orz




◆バトンを渡す 5 名
ちょっとかんがえてみます・・・

*1:確か、「エリーゼ」のCM

*2:ボンベイ』などのアート系は除く

*3:確かこのDJは、「ここがヘンだよ日本人」にも出演していた気がする

*4:近年は、中国の胡弓なども人気が高いが、「アジア音楽」(!)的な位置づけになってなくもない。

*5:うろおぼえ