買ってきた金魚がいきなり全滅したという話

手水鉢に放った後、ものの数時間でデスヨ……
正直、マジブルー。申し訳ないゴメンナサイ。


なぜ?WHY?
近年の酸性雨のPH値が上昇しているから?
それとも汚れていたから?
はたまた、狭くて酸欠になったのか?


すると、アレ、もしかしてという考えが。


手水鉢からさかのぼると、そこにたまっているのは雨水である。
雨水は屋根から落ちてくる。
屋根には雨どいがついている。
その雨どいは……銅でできている!!


そして、この家は築二十数年が経っている。
つまり、雨どいも錆びている。
銅製の雨どいがサビで緑色になっている。
銅のサビである緑青は毒である。
ということは、
酸性雨がさらに緑青を含んだ毒水になってたまっていた、ということ。


ぅわっは〜!
そりゃ7〜8センチはあろうかという芋虫が死んで浮いてても無理ないわ。
にしても、そんな毒水の中ででもわいてくるボウフラってコワス。




<追記>
コメント欄にて

o-tsuka 『緑青は毒じゃありません』

とのコメントをいただきました。
あれ?そうなんですか?というわけで早速ググってみました。
その1:銅のおはなし

結論 これらを総合して、緑青は特別猛毒というように考える必要はないであろうとの結論になったのだそうです。 戸部満寿夫研究班長は、安全だから緑青をどんどん食べなさいと言っているわけではないのです。 本来的には、緑青をわかすような家庭というのは、衛生的に問題ありという証明なのです。 緑青の毒性を云々する前に、まず、そうしたものがわかないように、身の回りや家の中を清潔にするように心掛けるべきなんです。 そういう意味では緑青はいわば、衛生面のインディケーター(指針)と考えられるわけでして、もしなまけて緑青がわいてしまったら、それを取除いて使えばいいんです。 それが生活の知恵というものです、と締めくくっておられます。

なるほど、「猛毒」というのは誤解というか迷信みたいなものであったようです。


が、しかし、
その2:大銅工業(銅板屋根についてのQ&A)

 銅屋根竣工直後は降雨時に微量の銅イオンが一時的に溶けることがありますが、人体にはまったく影響ありません。
 ただし、鯉・鮒・金魚などの淡水魚は、この銅イオンに敏感なので、屋根から流れる雨水を池や飼育槽に導かないようにする注意が必要です。

その3:EICネット[環境Q&A - 「銅イオンの魚毒性について」]

どうも淡水魚(鯉、鮒、金魚など)は銅などの金属イオンに大変敏感なようです。
銅葺き屋根の施工会社によると、銅版屋根の施工直後は、屋根からの雨水を淡水魚を飼っている池に流すことは避けたほうがよいとのことです。

(緑青が生成する頃にはほとんど溶出しなくなるそうです。)

人間にとって銅(緑青)が猛毒でなくても、金魚にとっては銅そのものが猛毒*1であったというオチ。*2
実際死んじゃったし……orz


また、金魚についてはこんな話も。
塩の効用

弱った金魚は塩水で回復・・・
水中で横になったり腹を見せて泳いでいる金魚を見つけたら、すぐに別に移して、薄い塩水に入れてやり、だんだんと濃くしてやります。ちょっと元気がないと思われる時も、別に移してちょっとの塩を入れてやると回復するでしょう。

そうか……覚えておこう……

*1:少なくとも有害

*2:むしろ、緑青がしっかり出来ていたほうが金魚のためだったとかそういうことか。