自民党員電通マン 中山泰秀の白い嘘

今日の午後、大阪でとある候補者が「サラリーマン出身の議員として云々……」と街宣車で自ら叫んでいた。


名前を見ると、「自民党公認公明党推薦の中山泰秀」というらしい。


なるほどサラリーマンという単語でもって「庶民派」をアピールしているのだなと思った次の瞬間、おもわず「ハァ?」と声が出た。


「ワタクシは株式会社電通に○年間勤務し……」


ちょっと待てと。お前はそんな日本でも第一級の大企業に勤めていたことでもって「庶民派」を偽装するのかと。


新入社員からものの数年で年収7・800万。30代にでもなれば年収1000万は下らないという暮らしをしておきながら、その口で「サラリーマン」と唱えれば、「庶民派」気取りか。


そして、そもそもそんな電通マンが、国会議員になっていたという時点ですでにコネ入社である疑念が、もう黒い霧のごとく濃厚だ。


そして人に聞けば、案の定、この男は元建設大臣・中山世暉の息子だというではないか。


親のコネで電通マンになった後に、しっかりと二世議員になっていたわけですかそうですか。それで、その口で「サラリーマン」と称し、いかにも庶民に近いような演技をするわけですかそうですか。


おまけに調べてみたらまあ、恐ろしいにもほどがある。

中山福蔵(祖父)・中山マサ(祖母)→中山太郎(伯父)・中山正暉(父)→中山泰秀

なんとこの一族は、祖父母から伯父と父そしてその息子という、三代にもわたって国政を私物化しているのだ。


あきれ果てるのを通り越して、なぜこんなことがまかり通ってきたのか、まかり通らせてきたのか、いったい誰がこんなことを黙認してきたのか!考えれば考えるほど腹が立ってきた。




そして、そのポスターを見た時、さらに怒りがこみ上げてきた。
そこに書かれたコピーに曰く、<私は「改革」に賛成です!>
ご丁寧に「賛成」の文字は赤いハートで囲まれている。


「改革」を掲げるならその本義はその内容の如何をいかに説くかにあるにもかかわらず、この元電通マンの三世議員は、あざといまでにその内容を無視し、「改革」という二文字に「賛成」と付け、「YESかNOか」だけの判断を突きつけ、そこに無謬性に満ちたイメージを付きまとわせているのだ。


この「YESかNOか」、だけの判断を突きつけ、肝心の中身をまったく説明しないこのやり口は、まさに小泉純一郎の姑息なやり口そのものだ。
つまり、小泉に組する自民党員はまぎれもなく、その姑息な性格を受け継いでいるということだ。



街宣車を見ると、「I LOVE OSAKA I LOVE 日本」というコピーも掲げられていた。


……虫唾が走る。


お前なんかに愛されてる時点で大阪も日本も終わりなんだよこのボケが!そしてバカチンが!!!