地方に生まれたら負けかなと思っている

オリーブの牧杖(セプトル) - [tv][memo]社会から排除される地方の若者
何気にこのテーマは『下流社会』の主張と通底している。


グローバリズムというのは、結局、グローバルな市場へ開かれた「港」――グローバルポート中心主義であって、普遍的かつ等価値かつ等間隔なグローバル世界を実現するようなものではない、ということだ。


そしてこの視点、この構造への無自覚さは、また何気に「東京ブロガー」にも通底している。
――もちろん、この場合は「生まれ」ではなく「育ち」になるのだが、それでも根は同じことだ。


「都市」――東京はグローバルな港なのであり、「地方」――その他はそうではないのだ。


そしてこの、マーケット・デバイドへの「つなぎ」としてまぶされるのが、「愛国心」という名のなぞの粉なのだとしたら、やはり、こう言わねばなるまい。


愛国心を抱いたら負けかなと思っている」