なにそのあからさまな印象操作
何の解決策も見出せぬまま、あっという間に引越し当日がやってきました。
(中略)
テキパキと荷物を運び入れて、いよいよ残るは単行本の整理……という段階になったとき、
「これは大変だから、後で自分ひとりでやるから」
とRくんがいうと、後輩のHくんは、
「大丈夫っすよ。そういってダンボール箱と生活することになるから、今やっちゃいましょうよ」
と親切に申し出て、さっさと箱を開け始めました。中から出てきたマンガの量に、Aちゃんの友人の女の子は大コーフン。
「すごーい、キャンディ・キャンディ。いやーん、セーラームーンもある」
おそるおそるAちゃんの顔を見てみると、ちょっと驚いたようで口がポカンとあいています。Rくんはあわてて、
「いや、オレ……。姉がいたせいで少女マンガも読むようになっちゃって」
と言い訳みてみました。Aちゃんはクスッと笑って、
「Rさんって意外と子どもっぽいんですね」
と、なんとなくRくんの趣味を容認してくれたもようです。
【コラム】理系のための恋愛論 第193回 うちに遊びにおいでよ (MYCOM PC WEB)
『「Rさんって意外と子どもっぽいんですね」』
↓
コレをどう解釈したらこうなるというのか
↓
『なんとなくRくんの趣味を容認してくれたもようです。』
問題はココだろココ!!!
『ちょっと驚いたようで口がポカンとあいています。』
『Aちゃんはクスッと笑って、』
もうアウト判定下されんだろうがよ!