にほんじつわのかい〜おいぬさまいまだかえらず〜

ひだいかしたひぞうをまるごとたいがいへてきしゅつしてやくいっしゅうかん。
おいぬさまはそこでてんてきをうたれ、からだをくりぬかれ、さんそしつにおはいりになり、うらわかきじょせいすたっふにかこまれ、そして、げんきになってこられたごようす。
しゅじゅつごさいしょのめんかいでは、かんどうもそこそこにいそいそとびょうとうへともどっていき、かしんのものをあきれさせたのだが、それもたいちょうのなせるきのまよいであったか。
それにしても、おおきないぬにはおおきなぞうもつがはいっているものだ。みため2きろぐらいはあった。じゅういがもってきたのをみて、わるいびょうれいのみほんと、とりだしたじつぶつのふたつをもってきたのかとおもったら、なんとそのでっかいないぞうはひとつのものであった。でかいでかいぞでかすぎる。のうみそよりもまだでかい。
で、まさにそのはちきれんばかりにはれあがったそのぞうきが、もじどおりはちきれて、ちがもれでて、しにかけておられたのであった。
ああ、おいぬさまおいぬさま。あなたはどうしておいぬさま?
ただでのもらいものとはいえ、うかつにけっとうしょつきなんてかうもんじゃないのかもしれないが、これまでなにもなかったのだから、これはこれなのかも。
で、とりあえずほっとしていえについたしゅんかん、かべでくるまをはでにけずった。
もうどうでもいいや。