任意宗教団体は政権奪取の夢を見るか?

TOMAKOMAI.info: 民主党・前原代表とブロガーとの懇談会に、オウム出家信者が参加。宣伝戦略を指南か?

というタイトルはすなわち、


「あの」オウム(現アーレフ)と「あのメール事件の」民主党が接点を持った。これは、危険な宗教団体と政党が「手を結んだ」ということであり、日本の政治状況としてゆゆしき問題だ。


というより、


民主党がマイナスイメージを抱えた宗教団体と結びついたとすることで、さらにそのイメージを低下させようというところか。


そんなことより、


政権与党に宗教教団の下部組織が堂々と食い込んでいることの方がよっぽどゆゆしきことなんじゃないのかと思いもするのですが、そこは、無差別大量殺人を犯したところとそれではないところの違いというヤツですか。


とすると、


犯罪を犯したことが、宗教教団が政治と関わりを持つことを問題視されることの指標なんですか。犯罪事件として表立っていなければいい、ということにもなるような気もしますが。


どうやら、


まっこうから政教分離の原則をもって、宗教教団が政治に関与することの違憲性を主張しようというのではないらしい。


でもそうすると、


伝統を掲げる教団はよい教団で、そうでないものは悪い教団という恣意的な偏見が浮かび上がってくるような感もある。(予断を入れれば、日本会議に属していれば無条件でいいものと判断されてそうだ。)


陰謀暴露を図るというなら、マスコミのフィルターを通して「きれいにろ過された情報」が、いったいどの、どこの、どういう団体から発信されたものであるとかいうことを、突いていったほうが、多少なりともジャーナリスティックに見えるんだが。