普遍化するバックラッシュ、あるいは不可視領域の「発見」

美徳の不幸 - 今週のみことばよりインスパイヤ

私のおりおり顰蹙することは、その人たちがしばしば「男子の中性化」というような言葉を用いて21世紀の重要問題の一つである非モテ解放運動を善くないことのように論じることです。
それはその人たちが男子の人間的進化を嫌う偏見を先入的に持っていると共に、人生を一つの法則、一つの様式の中に固定すべきものと考える静態的な因習思想を維持するために、わざわざ、人の厭がる言葉を掲げて、一方には非モテを威嚇してその新しい擡頭を抑えようとし、一方には社会の聡明な判断を掻き乱して、非モテ解放運動に同情を失わしめようとする卑劣千万な論法であるように私には感じられます。
(作者不明『「超非モ理論」とは何か』、2006年)

これを聞かせたい人間が、はてなブロガーにすらもわらわら出てくるとは・・・。
どう見ても「非モテ」です、本当にありがとうございましたとしかいいようがありません。