自閉性と、宗教性

sociologically@はてな - 大澤真幸「オタクという謎」


この数ヶ月、頭の中にある思いとして、自閉性と宗教性の関連性というものがある。上の話もややつながっている。
要点を言えば、宗教性・哲学性の根源にあるものとは、即ち自閉性、あるいは自閉的な精神というものなのではないか、ということだ。
そして、これに基づけば、ある一つの答えが現れる。
そう、日本仏教は絶対にオウム真理教を超えることはできないということである。


もちろん無差別殺人を擁護するという文脈ではない。


ただ、オウム以上に現代社会の悩みに真摯に答え「よう」とする、少なくともそう見える日本仏教が、ついぞ見当たらないことだけは確かだ。