デジタル時代の百鬼夜行としての「擬人化」

『擬人化たん白書』

擬人化たん白書

擬人化たん白書




基本的には「見立て」であり、それがある種のパターナリズム化、つまり「様式」化し、かつての毛筆・木版というツールからパソコン・CGというツールへのパラダイムシフトという事実をベースにしたものだということ。


オタク好みの瑣末な文字情報を思い切って減らして、絵としての、アイデアとしての面白さを前面に出すとかして、たとえば「絵巻風」なんかにすればもっと面白かったかもね。


まあ、そこんとこで先を打っておくなら、こういう「芸」ってのが、「日本に固有のものである!!」だとか「日本の文化は世界一ィィィィィ!!!!!!」だとか「オタク文化に栄光あれぇぇぇぇ!!!!!!」だとか吹き上がる人がうっかりすっかりいかねないけど、そういうのはただの「セカイ一」なんでそこんとこよろしく。


世界各地の神話・伝説・民俗伝承・昔話でも読んで頭冷やしてください。