重層的かつ錯綜した「脱オタ」概念
1:コミュニケーションの要素
- 非言語コミュニケーションの能力の大小
- 視線を読み取る能力
- 表情を読み取る能力
- 言語コミュニケーションの能力の大小
- 雑談に対する関心の大小
- 議論に対する関心の大小
- 感情的談話に対する関心の大小
- 論理的会話に対する関心の大小
- 日常的な常套句に関する理解の大小
- 趣味的専門語句に関する理解の大小
2:外見的な要素
- 見る/見られる関係性の認知の大小
- 見る存在としての自己認知の大小
- 見る存在としての他者認知の大小
- 見られる存在としての自己認知の大小
- 見られる存在としての他者認知の大小
- 清潔/不潔への関心の大小
- 衣装・服装への関心の大小
3:内面的な要素
- 趣味嗜好
- 読書
- ベストセラー
- 文学
- SF
- ライトノベル
- 読書
-
- アニメ
- 新作
- 旧作
- 萌え系
- 燃え系
- アート系
- アニメ
- 性格
- 社交的
- 内向的
思いつくままに重なり合っていると思った部分を挙げてみた。*1
これらの問題の内、いったいどれとどれとを選択しており、どの部分に境界が引かれるべきであるかが、個々人によってまったく異なるということこそが、重要なのである。
そして、それを「脱オタ」というただひとことで言い表そうとすること自体が混乱の元となっているのだといえようか。
インスパイヤフロム:Welcome To Madchester - 「脱オタ」の政治的解釈
*1:後半になるにつれて息切れしていますが、あしからず。