問題なのはガソリンじゃない、電気だ

京都新聞電子版
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008011900090&genre=H1&area=Z10


日本の温暖化対策、先進国で最低 世界銀行が評価


 日本の温暖化対策の進ちょく状況は先進国の中で最下位、世界の排出量上位70カ国の中でも61位と最低レベルにあるとの評価を世界銀行が19日までにまとめた。

 1990年代後半からの電力自由化などによって、価格が安いが二酸化炭素(CO2)を多く排出する石炭の利用を増やしてきたことが低評価の最大要因となった。

 日本はエネルギーの使用効率が世界でトップレベルとされるが、各国の効率アップでその優位性が薄れてきた上、風力などの自然エネルギーの利用拡大も進んでいない石炭への依存傾向も2006年度の使用量が前年度比1・2%増と変わっておらず、政府は今後、電力などのエネルギー供給体制を中心に抜本的な対策の見直しを迫られそうだ。

 分析では、日本はGDPや人口の伸びから予想される以上にCO2排出量が増加していることが判明。(共同通信


外務大臣様がこんな寝ぼけたことを言っておられるようですが、さすがは老人の老人による老人のための国日本ですね!

任期満了選挙が筋=ガソリン値下げは温暖化助長−高村外相(時事通信) - Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080119-00000107-jij-pol


高村正彦外相は19日午後、山口市内のホテルで記者会見し、次期衆院選の時期について「予測はできないが、(来年9月の衆院議員の)任期満了選挙が憲法の本道からいって筋だ」との考えを明らかにした。
 高村氏はまた、参院の主導権を野党が握っていることを念頭に「憲法では参院の解散は予定されていない。参院と内閣が対立したから衆院も解散するというのは筋違いな話」と指摘した。
 また、民主党揮発油税暫定税率撤廃によるガソリン値下げを掲げていることに関しては、二酸化炭素(CO2)など温室効果ガスを削減しようという世界の流れに逆行していると批判。「日本が北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議)を主催しようとしているとき、『ガソリン税を下げました、もっとガソリンを使いましょう』という態度でリーダーシップが取れるのか」と強調した。 


どう見ても論点のすりかえです。本当にありがとうございました。



小泉改革(笑)というB層好みのワイドショーでわずか縮小させたに見えただけの道路の整備(笑)がすでに丸ごと復活している現在、意図的に高止まりさせているガソリン税がなくなると、それが出来なくなるから困るって寸法ですか。

高速道の計画全線を建設…国交省方針 : ニュース : @CARS : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/atcars/news/20060114ve02.htm


ああ、もういくらでも作れよ。誰も走らない道路をよ。


その代わり、石炭由来の電力消費については必要十分以上の高税率をかけたまえ。


それが自由主義的な地域格差、「正しい格差」って奴だろう?


そして原発由来の電力を無税にすれば、またぞろB層が喜んで美しい原発信者に様変わりしてくれるだろうよ。


げんぱつばんざい。げんぱつばんざい。


そしてだいじしんでほうしゃのうおせんがひろまるだろう。