無知であることが絶対的な根拠になる

「知らないことに関しては調べてから言いましょう」がなぜか「だまってろ」に変換される問題 - ARTIFACT@ハテナ系
http://d.hatena.ne.jp/kanose/20080411/unknown

根底にあるのは、「自分が知らないという絶対的な事実」に基づいて下される「(謝った)判断の絶対視」という問題だと思う。



「俺が知らないことが正しいわけがない」とでもいうような態度。これは端的に言って「反知性主義」である。



あるいはまた、「感情的に同意できないものは間違っている」というような、「実感主義」であると言い換えることもできようか。



「そんなことは私は知らない、だからそれは間違っている」。



これが「世間の常識」として行き渡り続ける限り、この国に国民は存在し得ない。



ただ、テロリストがあるのみだ。