本日、5月5日午後にJR西日本をご利用の方は「自己責任」でご利用ください。

「脱線補償に不満」
京都駅不審物 電話男、JR恐喝計画話す


 JR京都駅(京都市下京区)構内のコインロッカーから時限発火装置のような不審物が見つかった事件で、JR西日本神戸支社に3日午後に電話をかけてきた男が「『尼崎脱線事故の補償に不満を持つ複数の人物が時限発火装置を仕掛けた』と聞いた」とJR側に伝えていたことが、関係者の話で4日に分かった。男は「犯人グループはJR側に6000万円を要求することを計画している」とも伝えた、という。

 京都府警などは、不審物について威力業務妨害容疑で捜査するとともに、JR西日本を狙った恐喝事件の可能性もあるとみている。

 関係者によると、男は3日正午ごろから複数回、偽名を名乗って神戸支社のJRお客様センターに電話をかけてきて、「同じ物(時限発火装置)を8個から9個作り、5日午後に駅や電車内に一斉に作動させるようだ」とも伝えた、という。

 さらに、男は「自分も(尼崎脱線事故の)被害者だが、共犯者になりたくないから話した」とした上で、JR側に脱線事故に絡めた「犯人グループ」の恐喝計画について、要求額が6000万円であることをはじめ、現金受け渡しの日時や段取りなどを詳細に打ち明けた、という。


京都新聞
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008050500013&genre=C1&area=K00

ペットボトルの液体、ガソリン
京都駅不審物発見で府警鑑定


 京都市下京区JR京都駅のコインロッカーで3日夜、液体入りのペットボトルやリード線などの不審物が見つかった威力業務妨害事件で、ペットボトルに入っていた液体はガソリンだったことが、京都府警の鑑定で4日に分かった。府警は同日、京都駅一帯のロッカーなどを一斉に点検した。

 ■駅一帯のロッカー、一斉点検

 府警によると、ガソリンは2リットルサイズのペットボトルに、ほぼ満杯の量が入っていた。これまでの調べでは、ボトルからはリード線が数本出て、アナログ式の時計につながっていたといい、府警は引き続き、発火能力の有無などを調べる

 また、七条署や機動隊などの警察官約50人が警察犬とともに、市営地下鉄や近鉄を含む京都駅一帯のコインロッカー約5200個を調べたが、不審物は見つからなかった。府警は警戒のために5日も不審物の捜索を続け、ロッカーの使用を一定期間中止することも検討している。



京都新聞
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008050400132&genre=C1&area=K00


あ、そうそう、たまに「爆発物を持ったテロリスト」を捕まえる警察の訓練をニュースで見るけど、あれほど間抜けなものはないよね。
「爆発物を持ったテロリスト」が警察に捕まるなんてあり得ない。
それは「自爆テロ」なのであって、接近した警察が殉職することはあっても、勇気さえあれば犯人逮捕の栄誉にあずかれるなんてものじゃない。