『東のエデン』どん底不況下の女性マーケティング


ただでさえ、「ニート」が連呼されるむさ苦しい雰囲気のシャカイ派SFなのに、その上ブリーフ姿のデブ男がヒーロー扱いされてるようなアニメをどうやってスイーツに見せるつもりなんだ。*1
という疑問がつきないわけだが、↓のレビューを見て何となくわかった。

東のエデン9話における板津豊の落椿に落涙 - subculic
http://d.hatena.ne.jp/tatsu2/20090605/1244147267


東のエデン」に感じる違和感 - アニメ、漫画作品と映画作品の差異 - さよならストレンジャー・ザン・パラダイス
http://d.hatena.ne.jp/tunderealrovski/20090530/p1


要するに、映画の小ネタが云々と言うところから察するに、ターゲットはスイーツじゃなくて文化系女子オリーブ少女なわけか。
数字上の景気回復のメッキがはげて腰砕けて、不景気気分が蔓延しだしたお陰で、「上昇志向」なスイーツ系雑誌が軒並み売り上げを落として、「身の丈志向・個人主義志向」ギャル系雑誌が売れ行き増加になっている現状。
これにもうひと味を加えれば、ギャル系の同軸反転マトリクスの位置に「私らしさ系」としてのオリーブ少女的な何かが復権する時もそう遠い話ではないはず。



まあ、でも本気で女性をターゲットにするってんなら、まず大杉くんを主人公にして謎のイケメン滝沢にかわいいポジションのヒロインを取られる的な展開をフレームアップしてもっと失恋話を増やして・・・・・・ってこれなんてハチクロ

*1:まあ、パンツデブでも元イケメンだからおkなのかもしれないが