くたばれ「人間様」以外
苦しい日々が続く。
暑いのではない。苦しいのだ。
気候や気温の変動など、どうでもいい。
人と人との、他人と他人との関わり合いが苦しいのだ。
いや、人間以外のものと人間以下のものとの関わり合いが、脳を絞りつくし、引きちぎらんばかりに。
この世に他人がいなければ、どれだけ快適になるだろうか。
この世に生まれていなければ、どれだけ快適だったろうか。
形だけが人間の姿をしているがために、人間もどきを演じざるを得ず、そして、自分がナニモノかさえ理解できない者たちと関わることが、絶望的な苦しみを生む。
苦痛と苦悩と苦渋だけが、RPGの経験値のように減ることもなくたまっていく。
死ね、死んでしまえ、さっさと死ね。
くたばれ「人間様」以外。
人間臨終図巻1<新装版> (徳間文庫)
posted with amazlet at 13.08.04